23年2月からインターネットテレビ局、ABEMAで放送されることが決定している、人気オーディション番組「Got Talent」シリーズの日本版「Japan’s Got Talent」(23年2月)の追加審査員が発表され、GACKT、山田孝之、広瀬アリスが務めることが明らかになった。

同番組は世界72カ国で制作されている人気番組で、9日に審査員の1人をダウンタウン浜田雅功(59)が務めることが発表されていた。これで4人の審査員が全員出そろった。

GACKTは「審査する側の1人として選ばれたことっていうのは、非常に光栄だと思っている。本当にそれだけの才能がこの日本にいるのかな? という疑問はずっとある。本当に集まるのか? 本当に現れるのか? そこは話を聞いた時からずっと思っていることかな」とクールにコメント。審査のポイントについては「見ているこちら側がひきつけられるかどうか。理由はよくわからなくても、何か引っかかるものがあるかどうか。そういうものがすごくオーディションってものにはキーになっていて。自分たちが想像してたものを圧倒的に超えるなにかが存在すると、パって心奪われるわけで。そういうボクらの想像を超える人たちが出てきてくれたらうれしいかなと思う」と語った。最後に参加者へ向け「出てくるなら、本気で、死ぬ気で、ボクらを感動させてみてください」とした。

山田孝之は「全部楽しみですね。何もそこで僕ができるものがないので、単純に感動できるかなと思ってますね。今はSNSがある時代なので、どこかに属してなくてもすごい有名になる人がいるのが当たり前の時代。『Japan’s Got Talent』になると、もっとすごい人に出会えるんじゃないかと思って楽しみにしています」とつづった。

広瀬アリスは「動じない心はもちろんですし、緊張をちゃんと良い起爆剤にできる方は評価したいなと思います」と語り「お客さんを巻き込むことができる方って、とても魅力的だと思いますし、注目したいポイントだと思います」とコメントした。

番組の日本オリジナル版の制作権は吉本興業が獲得しており、応援アンバサダーとして過去に同番組シリーズに出演したことのあるウエスPとゆりやんレトリイバァの起用も決定。吉本興業の岡本昭彦社長は「このたび、110周年の節目に世界中で愛されている最も有名な番組、Got Talentの日本版を制作できることを大変うれしく思います。ABEMAにて、1人でも多くの視聴者の皆さまに楽しんで頂き、また、この番組を通じて1人でも多くの参加者が日本、世界に向けて活躍できますよう、応援のほど、よろしくお願い致します」とした。

同番組は05年に英国で放送されたパイロット版が反響を呼び、06年に米国でも放送が開始。審査員のストレートな発言や、参加者のハイパフォーマンスが話題となり、すぐに中国やフランス、インドなど世界中へ波及。194カ国、計10億人以上が視聴しているとされ、1番組の72カ国展開は14年にギネス世界記録にも認定された。日本版は9日から公式サイトでエントリーを開始。参加ジャンルは自由で優勝賞金は1000万円となっている。