NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜午前8時)の27日に放送された第122話の平均世帯視聴率が16・4%(関東地区)だったことが28日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第116話の17・6%だった。平均個人視聴率は9・3%だった。

沖縄の料理に夢をかけた料理人を目指す沖縄生まれの主人公、比嘉暢子(黒島結菜)と、支えあうきょうだいを描いた物語。タイトルの「ちむどんどん」は、心がワクワクすることを意味する。ヒロインの父親を大森南朋、母親を仲間由紀恵、きょうだいを竜星涼、川口春奈、上白石萌歌、が演じる。主題歌はドラマの舞台となる沖縄県出身の歌手三浦大知が書き下ろしたオリジナル楽曲「燦燦(さんさん)」。

あらすじは、暢子は、母・優子(仲間由紀恵)たちと暮らす比嘉家で食堂を開きたいと思いつく。周りの温かい協力を得て、自分たちで食堂を建てることに。そんな中、フォンターナのオーナー・房子(原田美枝子)が沖縄やんばるにやってきた。房子にずっと、沖縄に来て欲しいと願っていた暢子は再会を大いに喜ぶ。だが、房子がやってきた目的は、優子にある人を引き合わせるためだった。大里五郎(草刈正雄)は沖縄戦で優子の姉時恵の最期を看取っていた。その時の悲しい話を優子に打ち明け、形見となったかんざしを手渡す。