横浜流星(26)が27日、都内で、主演映画「線は、僕を描く」(小泉徳宏監督、10月21日公開)の完成報告会に、清原果耶(20)らと出席した。

20年の「本屋大賞」で3位を獲得した、砥上裕將氏の同名小説が原作。深い喪失のなかにあった大学生の青山霜介(横浜)が、巨匠・篠田湖山(三浦友和)と出会い、水墨画の道を歩み始める。その後、霜介が命の本質に迫っていく物語。

水墨画に挑戦したことについて、横浜は「自然や自分と向き合うことができるので、すごく大事な時間でしたし、水墨画を通して、自分も大事なことに気づけて幸せな時間でした」。清原は「一見難しそうで、『こんなもの自分には書けないだろう』って思っていたんですけど、書いていくうちにどんな人でも挑戦できるようなものなんだ、触れられて良かったなって思える日本文化でした」と話した。

横浜は、清原の印象について「年は下ですけど、役者としてリスペクトしています。芯があって、すさまじい集中力があって、頼もしい、信頼のおける人です。3年ぶりに共演させていただいたんですけど、また刺激をたくさんもらいました」。清原は「数年ぶりにご一緒して、たくさんの経験をこの数年でつまれて、あのころより背中が何倍も大きく見えました」と話した。

その上で、横浜は「誰が見ても魅力を楽しくお届けできるなって思っているので、少しでも興味をもっていただければと思います」と呼びかけた。ほかに細田佳央太(20)、江口洋介(54)、三浦友和(70)も登壇。