三宅裕司(71)が29日、都内で、劇団スーパー・エキセントリック・シアター(SET)の舞台「堕天使たちの鎮魂歌~夢色ハーモニーは永遠に~」(10月21日初日、東京・サンシャイン劇場)の会見に、小倉久寛(67)野添義弘(64)とともに出席した。

第60回記念本公演だが、三宅は「よし、これは力を入れてやろう、ということはまったくありません。いつも通りということで」と、気負いなくコメント。ミュージカル・アクション・コメディーと銘打っており「43年間やってきた劇団の歌の部分が、どれくらいできるのか。爆笑の連続でラストはなんとか感動にもっていきたい。歌で感動させられるようなストーリーにしたい」と話した。

大物アーティストのバックコーラスを担当してきた女性3人を取り巻く物語。三宅は芸能事務所の社長、小倉はプロデューサー、野添はマネジャーを演じる。

小倉は「プロデューサーです。まあまあ腕利きのプロデューサーです」と説明、三宅は「敏腕だけど、小倉の個性とボケを入れなきゃいけない。小倉の見せどころだと思います」と期待した。

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で話題の野添は「踊りのシーンがあるんです。まさか64歳になって踊りのシーンがあるとは思わなかった。劇団入った時に、ジャズダンス、タップダンス、クラシックバレエをやったので、それを思い出しながら、ストレッチをしたり体を鍛えています」と話した。三宅は「大河の雰囲気に耐えてきた野添は、ひと回りもふた回りも大きくなってる」と期待を寄せた。