黒島結菜(25)主演のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜午前8時)の本編最終回が30日、放送された。最終回でも物語へのツッコミとともに、ツイッターのハッシュタグ「♯ちむどんどん反省会」が盛り上がった。

沖縄生まれのヒロイン比嘉暢子(黒島)が料理人を目指し、やがて沖縄料理に夢を見いだしていくストーリー。

最終回では、謎の高熱に倒れた妹・歌子(上白石萌歌)の回復を祈り、賢秀(竜星涼)、良子(川口春奈)、暢子のきょうだいたちが海に向かって「お父さーん、歌子を助けてちょうだい!」と亡き父・賢三(大森南朋)に懇願する場面が描かれた。その後歌子は目を覚ますが、この展開にSNS上では「あれで病気治ったんだ」とツッコミの声。歌子の病の詳細は最後まで明かされることなく「結局歌子の発熱の原因はなんだったの?」とふに落ちない様子の人もみられた。

海で絶叫するシーンの直後は時代を令和に移し、年を重ねたきょうだいたちが白髪頭で登場。一族が大集合し、高齢となった母・優子(仲間由紀恵)の誕生日を祝った。一気に大団円ムードとなる急展開には「いきなり時間飛ばし! みんな年寄りにビックリ!」。 その後ナレーションできょうだいたちの近況が語られ、物語は一気に収束の方向へ。金銭問題で常に家族を悩ませてきた賢秀については「昔、家族に借りたお金は倍にして返しました」などと説明され、「最後10分を切ってから爆速で『めでたしめでたし』まで持っていった超力技」とコメントが上がった。

最後はセーラー服を着た若かりし頃の暢子で幕を閉じると「昔に戻って夢オチみたいな終わり方」。最終回に登場しなかったキャラクターに思いをはせる人も多く「お世話になった三郎さんもオーナーもしーちゃん(義母)も生死すらわからず」「あれだけ尽力したのに最終回に消された善一さん…」などと最後まで異様な盛り上がりを見せていた。