18年の映画「新聞記者」などを製作した映画プロデューサーで、6月に72歳で亡くなった、スターサンズ代表の河村光庸さんのお別れの会が5日、都内で開かれた。

この日は映画界、芸能界から約350人が参列した。河村さんがプロデュースした21年の映画「ヤクザと家族 The Family」に出演した、舘ひろし(72)がお別れの言葉を述べた。舘の他にも、河村さんがプロデュースした映画、ドラマの主演俳優が、河村さんと最後の別れをした。

菅田将暉(29)「あゝ、荒野前、後編」(17年)

池松壮亮(30)「宮本から君へ」(19年)

綾野剛(40)「ヤクザと家族 The Family」

志尊淳(27)「人と仕事」(21年)

米倉涼子(47)「新聞記者/The Journalist」(20年、Netflixドラマ)

さらに、河村さんの遺作となった「ヴィレッジ」(23年公開)主演の横浜流星(26)も参列した。

また、菅田と「あゝ、荒野前、後編」で共演した、韓国の俳優で映画監督のヤン・イクチュン(46)も、会に手紙を寄せた。

「去年の春にくださったメッセージを読んでいます。『早く会いたい』『プロジェクトがあるんだ』。思わず笑みと、涙がこぼれます」

などとつづった文章に、涙を拭った参列者もいた。