2015年に解散したアイドリング!!!の元リーダーで、現在はボイストレーナーなどで活動する遠藤舞さんが、ボイストレーナーやダンス講師によるパワハラに苦言を呈した。

遠藤さんは8日、「批判が来ること覚悟で思うことをかいた」とツイッターにメッセージを掲載。その中で「この業界に身を置いていると、ボイトレやダンスの先生からパワハラを受けて適応障害等を発症、引退や休業を余儀なくされるというケースがままあることを見聞きする」と明かした。「それぞれの先生にやり方や流派があるのは重々承知」と前置きした上で、「生徒から『歌やダンスが楽しくなくなった』と言わせ、歌とダンスを奪ってしまうまで恐怖で抑圧することにどんな意味があるのか理論的に教えてほしい」と威圧的な指導に苦言を呈した。

「どんなにエライ先生か知らないが、先生と生徒という一方通行になりがちな関係で、ただ○○の先生という肩書きがあるだけで人を怒鳴りつけ仲間はずれにし思考を奪い、体に不調が出るまで詰める資格がどこにあるのかと問いたい」という遠藤さん。「こんなことを言ったら甘いと言われるだろうか。それでもわたしは生徒のみんなが練習の中でも歌が楽しいと思ってくれて、楽しいから自主練もして、自由に表現ができて、ファンに歌が上手くなったと言われて喜ぶ、という循環を作っていきたい」と自身のボイストレーナーとしてのスタンスを説明した。