インド南東部で使われるテルグ語の映画界の人気スター、ラーム・チャランが21日、都内で、映画「RRR」(ラージャマウリ監督)来日舞台あいさつに登壇し、撮影秘話を明かした。

ラームは「赤ちゃんの時から日本に来たかった」とファンを笑わせ「みんな大好き、ジャパン」と唯一覚えたという日本語であいさつをした。

同作は100億円を超えるインド史上最大の製作費で撮影。「国や境界を越えて映画を作ることができる監督はラージャマウリ監督しかいない」といい「彼のおかげで日本やアメリカにも行くことが出来て、本当に感謝している」と笑顔を見せた。

また、同作のダンスシーン“ナートゥナートゥ”について「大反響で人気を得ていると思う。というのも、みんな“ナートゥナートゥ”のことしか聞かない」と笑い「撮影はウクライナのキーウでやりました。練習は6日間、撮影は14日間、1日12時間」と過酷な撮影だったことを明かした。この日は“ナートゥナートゥ”シーンのご褒美として法被をプレゼントされ「ありがとう」ととびきりの笑顔を見せた。

NTR Jr.、ラージャマウリ監督も登壇。

同作は英国植民地時代のインドが舞台。22年インド映画世界興行収入1位を獲得している。