俳優山崎賢人が主演を務めるTBS系連続ドラマ、日曜劇場「アトムの童(こ)」(日曜午後9時)第3話が30日、放送され、平均世帯視聴率が9・1%(関東地区)だったことが31日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人視聴率は5・4%だった。

第1話は8・9%、第2話は10・6%だった。

同作はオリジナル脚本。山崎演じる天才ゲーム開発者の安積那由他が、ゲーム業界で大企業に立ち向かい、成長していく物語。

第3話で、那由他(山崎賢人)と隼人(松下洸平)が「アトム玩具」でゲーム作りを始めて10カ月がたった。繁雄(風間杜夫)たちがデザインしたキャラクターはPC画面の中でイキイキと動きだし、経営再建に向け順調な滑り出しをうかがわせた。

ところがその矢先、やよい銀行の小山田(皆川猿時)から突然、融資金の即時返金を迫られた。期限は1カ月とされた。従業員総出の資金集めが始まった。

そんな折、パブリッシャーの晶(玄理)が、投資家とゲームクリエーターをつなぐ大規模プレゼン大会の参加を提案。那由他たちはラストチャンスに賭けた。