カズレーザー(38)が3日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われた、IMAXレーザー導入記念イベントに、宇宙飛行士の野口聡一さん(57)と登壇した。
2人は、ISSに乗り込んで船外活動や補給機とのドッキングなどの仕事をする宇宙飛行士を追った、16年の米国のドキュメンタリー映画で今回、初上映された「ビューティフル・プラネット」(トニー・マイヤーズ監督)を鑑賞。カズレーザーは「すぐにでも行きたい。でも、自由がないと言いますね。行ってみたいですよ。一番の憧れですからね。国際宇宙ステーション(ISS)は憧れ」と、宇宙に行くのが夢と熱っぽく語った。
2人は、浅からぬ縁があった。カズレーザーが「クイズ番組でご一緒させていただきまして。ISSにいらっしゃった時にやられた、YouTubeを、ずっと見ていた」と言えば、野口さんは「本当は今日、カズさんとはやりたくなかった」と苦笑した。その理由について「この前のクイズ番組で、僕が一生懸命考えた、宇宙関係の問題、全部答えられた。また今日、宇宙に詳しくなっちゃうよね」と説明し「クイズ番組を総なめにして欲しい」と笑みを浮かべた。
野口さんは、後進に道を譲りたいと、宇宙航空研究開発機構(JAXA)を6月1日付で退職後、初のイベントで「映画そのものはすごく好き。退職後は初めて…自由な立場でやらせてもらいます」と語った。カズレーザーが「他にレーザーがいなくて良かった」とイベントの登壇を喜ぶと、野口さんは「レーザー縛りなので、僕もソウイチレーザーにしようかな?」と口走った。カズレーザーは「すぐ、そういうことを言いますよね。おしゃべりが過ぎることがある」と笑った。
「ビューティフル・プラネット」について、カズレーザーは「きれいなものは問答無用に感動できる」と絶賛。野口さんは「私が実際、宇宙で見た感じに近いというか思い出す。映画は、きれいに見せるテクニックがある。肉眼で見るより、都市などの場所をはっきりさせてくれるという意味では、宇宙(飛行士)の時に、そういう仕掛けがあればいいなと思います」と語った。
カズレーザーは「実際に船外活動をやって、あんなに(船外は)真っ暗いんですか?」と質問した。野口さんは「光、そのものがない。(映画で)吸い込まれるような暗さ、漆黒の闇の深さを見てもらえるかな?」と答えた。カズレーザーが「(映画が)暗さを光で表現するってすごい」と感嘆の声を上げると、野口さんは「(映画は)暗さを投影する…黒は黒、白は白と。26年、宇宙飛行士をやってきて、いろいろな映像を、地上でいかに追体験できるか一生懸命やっている。技術の発展で、こんなに見られれば宇宙に行ったのに近い、というのに近づいてきている」と映像技術の進化を強調。その上で「まずは宇宙から見る地球の素晴らしさを、多くの人に体験して欲しい」と強調した。



