俳優松本享恭(うきょう=27)が26日、東京・池袋シネマ・ロサで行われた映画「川のながれに」(25日公開、杉山嘉一監督)の公開記念舞台に出席した。

主演の松本が「本日はお越しいただきありがとうございます。那須塩原で撮影した作品が公開できることがうれしいです」とあいさつ。同作品は那須塩原の美しい自然が舞台。親を病で亡くし、1人きりになった主人公の君島賢司が、心の赴くまま世界中を旅して那須塩原に移住したイラストレーター森音葉と出会う。それがきっかけで、今までの人生に「今まで自分はただ流されて生きていたのかも」と疑問を抱くところから始まる。

森を演じた前田亜季(37)は「いろんな女性が出てきますが、私は賢司くんとは、同志でその土地を盛り上げることはあるけど、恋とかとは違うと思い、彼を応援する人」と自ら演じた役を解説した。

杉山嘉一監督(52)はロケ先の那須塩原に感謝した。「スタッフ・キャストは一丸になって濃密な日々でその気持ちがなければ撮れなかったなと。あとは地元の人たちの情熱ですね。裏で撮影を手助けいただくのありますが、今までの映画や映像で写ってない場所で地元の人も知らないような、見たこともないような場所を惜しみなく教えていただき、それに圧倒されるという。俳優の皆さんも那須塩原の自然がお芝居をさせてくれたって言うんです。そういう場所でできて素晴らしかった」。

川岡大次郎プロデューサー(44)が最後に「地元の方々の協力がなければ成立しなかった。低予算で制作し撮影も終了。公開もして(那須塩原では)3週目に入りました。東京でもどんどん公開していきますので、広めていきたいと思っています。是非皆さん映画の後押しをここからお願いいたします」と締めの言葉を送ると、杉山監督は「那須塩原・東京支部みたいな感じに思っています!」と続けた。すると川岡プロデューサーは「是非つぶやいてください。監督からいいねがつきます」と場内を笑わせた。