世界最大級のK-POP音楽授賞式「MAMA AWARDS」が30日、大阪・京セラドームで行われ、韓国の6人組ガールズグループ「IVE(アイヴ)」の「LOVE DIVE」が、数ある有力候補を抑え「Song of the Year」に輝いた。この日は「Best New Female Artist」(女性新人賞)なども受賞し、大型新人を証明した。

同グループはIZ*ONE出身のユジン(19)、ウォニョン(18)、そしてガウル(20)、リズ(18)、イソ(15)、日本人メンバーのレイ(18)の6人で構成され、21年12月に「ELEVEN」で韓国デビューした。明日1日でデビュー1周年を迎えるが、BTSやBLACKPINKなど数々の先輩らの楽曲を抑え、早くも”今年の1曲”を受賞した。

受賞を聞くと、メンバーは大粒の涙を流した。レイ(18)は「DIVE(ファンの通称)本当にありがとうございます。メンバーの家族にも感謝の気持ちを伝えたいです。私たちが明日で1周年をむかえるんですけど、日本で特別な舞台もすることができて、幸せな気持ちでいっぱいです」と涙ながらに感謝した。

デビュー1年未満ながら、華々しい活躍を見せてきた。8月に発売された3枚目のシングル「After LIKE」は、ミリオンセールスを突破。21年以降に韓国でデビューした新人グループの中で最高販売数を記録し、韓国の音楽各賞を総なめしている。

8月には初来日し、日本で初パフォーマンス。同月、フジテレビで行われたイベント「バーチャル冒険アイランド2022」のテーマソングを務めるなど、日本デビュー前からすでに注目を集めていた。グループ名は「I HAVE=IVE」を意味し、「私、そして私たちが持っているものを、IVEらしく堂々とした姿で見せる」という決意が込められている。