先月28日午後9時1分に敗血症のため61歳で亡くなった渡辺徹さんの妻でタレントの榊原郁恵(63)長男の俳優渡辺裕太(33)が5日、榊原の所属事務所で、会見を行い、笑顔で悼んだ。

訃報が発表されてから2人の公の場は初めて。喪服姿で会見に現れた、榊原は「お足元悪い中、世の中がサッカーで盛り上がっている中で、渡辺徹のことで集まって頂き、家族としてすごくうれしいです。話題にしてもらって、渡辺徹のことをああだこうだ言ってもらえることは、それを見て『渡辺徹は偉大だったんだな』と思います。まずは感謝しております」とあいさつした。

続けて「それと同時にとにかく思いもよらぬ事でしたので、落ち着いて、主人、父をどう送ってあげたら良いのか一生懸命考えて、家族葬になりましたことにより、諸先輩方や私たち以上に愛してくださった方々にそこまでフォローできず」と謝罪し、頭を下げた。

葬儀は家族の意向で、今月4日通夜、5日に都内斎場で告別式が家族葬で滞りなく行われた。喪主は長男の裕太が務めたという。

「裕太が喪主を務めてくれて、見送ることが出来ました。皆様の見守ってくださった方々に感謝しております」と話した。

長男の裕太も「本日、家族葬にて葬儀・告別式を無事執り行うことが出来ました。生前、父を応援してくれた方、仲良くしてくれた方に感謝したいと思います。ありがとうございました」と感謝した。

遺影に使用した写真は、渡辺の還暦・デビュー40周年を向かえて上演した、21年9月の朗読劇「いまさらふたりでパート2」の際、21年7月に撮影された、写真だった。

お別れ会の詳細は未定。