俳優妻夫木聡(42)が主演を務めるTBS系連続ドラマ、日曜劇場「Get Ready!」(日曜午後9時)第1話が8日、放送され、平均世帯視聴率が10・2%(関東地区)だったことが10日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は6・1%だった。

同作は、超人的なオペ技術と法外な治療費で、どんな手術も請け負う最強医療チーム、通称「仮面ドクターズ」を描くオリジナルドラマ。妻夫木がエースと呼ばれる天才執刀医役、藤原竜也がジョーカーと呼ばれる交渉人役、松下奈緒がクイーンと呼ばれるすご腕オペナース役、日向亘がスペードと呼ばれる天才ハッカー役を演じる。

第1話で、ある日、副総理の羽場(伊武雅刀)が脳神経を断裂し大学病院に運ばれた。一命は取り留めたものの、院長の剣持(鹿賀丈史)から「二度と歩くことはできない」と告げられた。

憤慨する羽場の前に、ジョーカー(藤原)が現れ、エースのオペの条件を提示し、交渉した。交渉が成立するかと思った矢先、エース(妻夫木)が現れ「お前に生き延びる価値はあるのか?」と問うた。その様子を、闇医者チームのメンバーであるすご腕オペナースのクイーン(松下)と若き万能ハッカーのスペード(日向)がモニターで見守っていた。闇医者チームの次なるターゲットとなったのは投資家の渋谷(池松壮亮)。渋谷は、突然の余命宣告を受け人生に絶望していた。