「思い出のマーニー」が日本テレビ系で13日に「金曜ロードショー」(午後9時)で放送され、平均世帯視聴率が7・3%(関東地区)だったことが16日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は4・5%だった。

スタジオジブリの10年「借りぐらしのアリエッティ」を手がけた米林宏昌監督の長編第2作。前作「借りぐらしのアリエッティ」は、長編映画からの引退を発表した宮崎駿監督が企画、脚本を担当したが、今回は同監督が丹羽圭子氏、安藤雅司氏と脚本も担当した。高月彩良、有村架純、松嶋菜々子らが声を担当。

12歳の少女佐々木杏奈(高月彩良)は幼い頃に両親と祖父母を亡くし、養母の頼子(松嶋菜々子)に育てられてきたが、ある出来事をきっかけに頼子が自分を愛していないのではないかと考えるようになっていた。ある日、学校でぜんそくの発作を起こした杏奈は、夏休みの間だけ北海道に住む親戚の家で暮らすことになった。

◆これまでの放送日と視聴率◆

・初放送(2015年10月9日) 13・2%

・2回目(2017年7月14日) 9・7%

・3回目(2020年4月3日) 7・6%

・4回目(2023年1月13日) 7・3%