青森出身のタレント王林(24)が27日、都内で、ドキュメンタリー映画「ミスタームーンライト~1966年 ザ・ビートルズ武道館公演 みんなで見た夢~」(東考育監督)公開記念イベントに出席した。

伝説のロックバンド、ザ・ビートルズのレコードデビュー60周年を記念し、66年に行われた日本武道館公演の舞台裏を描いた物語。メンバーのリンゴ・スター(82)と「りんご」繋がりがある王林は、りんごを意識した赤い衣装で登場。アイドルグループりんご娘時代、最初に出した曲が「Ringo star」だったというエピソードを明かした。司会者から「青森の生んだ『リンゴ・スター』」と紹介されると、王林は照れながら「青森の人たち勝手に繋がりを感じていてみんなビートルズ大好き」と語った。

ビートルズの印象について「アイドル」と回答し、「みんなに対してメッセージを届けられて、歌だけじゃなかった。いろんな面で自分たちのメッセージを届けて、明るい気持ちにした。(自分も)『Let It Be』を聞いて辛い時を乗り越えられた。ビジュアルもかわいい」。

これからの夢を問われると「いつもは県知事になりたいっていっているんですけど」と断りつつ「音楽活動も再開したいなって思っていて。ビートルズさんのことが好きでビートルズさんの故郷を好きになっている人もいると思う。音楽で青森を発信して、青森を好きになってくれる人がいたらうれしいなと思っている。音楽で青森をっていう。ふるさと故郷大好きです」と青森愛を爆発させた。