木村拓哉(50)が、30日放送の日本テレビ系「しゃべくり007」2時間スペシャル(月曜午後9時)で番組初登場し、高校時代のやんちゃな行動を語った。

番組には木村の高校のクラスメートの女性と担任がサプライズ出演。木村は担任から説教を受けたエピソードを明かし「僕らが学校でしてはいけないようなことをしたとき、『お前らいいかげんにしろ』って言って前歯をパーンって飛ばした」と、説教中に先生の差し歯が外れたこともあったとした。

担任はホームルームでの出来事と説明したが、木村は「今、先生がホームルームって言ってくれましたけど、完全に僕らが校舎内で良くないことをし、『おまえら、いいかげんにしろ』ということで、学校終わってる時間なのに『かったりぃ~』とか言って聞いてたら、カランって落ちて、見たらないから『歯』って」と、放課後のできごとを振り返った。

高校時代の木村について担任は「僕の前では反発するタイプだったんだけど、クラスの中では周りに気を使っていて行事の時もいつも率先して協力してくれたし、授業の時も積極的に挙手してくれたし、本当にありがたかった」と説明した。木村が反抗的だったか問われると、担任は「みんなそうだった。僕の話をみんな聞いてない」と笑わせた。クラスメートも「みんな生意気でした」と続けたが、木村は「(クラスメートの名前)すごかった」と同級生の態度を暴露。「先生が何か話しててもドラムのラバーあるんですよ、タタタタってやって、『はぁ長げえ』」とクラスメートの悪態を再現した。

現在の木村について、担任が「とにかくご飯が食べられて。当時は心配だった。30年、こうやって一線でやっているのは本当に良かった」と話したところで、木村は懐かしそうに「しゃべり方変わんねえ」と笑顔。担任は「実は木村のこと1回も褒めた記憶がない。仕事がどんどん忙しくなってきて、勉強も頑張っていて、限界超えるような仕事の忙しさで、体のことも心配してたし、当時は(将来)どうなるか分からない時代。30歳ぐらいでアイドルが続くか分からないので高校卒業の資格は保険と思っていた。木村には卒業してもらいたいという気持ちで、すごく頑張っていて根性あるなと思ってたんですよ」と回想した。

担任は「褒めると緊張が切れて駄目になると思ってたから説教しかしてなかった」と振り返りながら、「卒業式の日、よく頑張った、って言おうと思ってたけど、忙しくて言えないまま過ぎちゃったので、ホントお前よく頑張ってたよ」と言葉を送り、木村も照れ笑いを浮かべた。