日本テレビ系情報番組「ミヤネ屋」のコメンテーターを務める赤星憲広氏が1日、同番組に出演し、回転すしチェーン店での迷惑行為動画が社会問題となっている件に触れ、「テレビでも顔を出しちゃえばいい」と問題提起した。

番組では、「スシロー」の店舗で共用のしょうゆ差しに直接口をつけたり、湯飲みをなめて戻したり、回転するすしネタに触れるなどの客の迷惑行為を撮影した動画がSNS上に掲載され、スシロー側が警察に被害届を提出した件について取り上げた。

赤星氏は、「楽しみに来てくれる人からすると、1人のせいで食べられなくなる」とし、「SNS上では顔が出ているのに、テレビでは(モザイクで)隠すじゃないですか。こんな悪いことしているなら顔出しちゃえばいいのになといつも思う。納得いかないですね」と断じた。

また、こうした迷惑行為への対策を講じるにも設備投資が必要とし「人件費を減らすための今までの企業努力は何だったのかとなる。お客さまが来ないことにもつながってしまう。だからこそ厳正にしっかり、犯罪として裁判を起こしていただいて、ちゃんとやってもらいたい」とした。

テレビでもモザイクなしで顔を映すべきという赤星氏の問題提起に宮根誠司キャスターは「われわれとしては未成年ということもあったりとかで顔を隠していますけど」と説明。清原博弁護士も「メディアとしてはそうですね」と宮根キャスターを支持し「これが犯罪かどうか、メディアが判断するわけじゃない。青年か未成年かもメディアが判断するわけじゃない」と説明を加えた。