吉本新喜劇ゼネラルマネジャー(GM)の間寛平(73)と、座員の佐藤太一郎(44)小西武蔵(41)が6日、大阪・なんばグランド花月(NGK)で、吉本新喜劇次世代公演「新・新喜劇inなんばグランド花月」(3月24日)の発表会見に出席した。

寛平が昨年4月、未来のスター育成を目的に立ち上げた新劇場「吉本新喜劇セカンドシアター」で活躍中の2人。NGKの真下にあるYEST HEATERで、コンビ座長として若手を引っ張ってきた。

昨年の5、9、11月公演での人気を受けて、2月3日には京都・よしもと祗園花月公演を敢行。502席満席の大成功を収めた。

当初、不安を抱いていた寛平も、劇場で観客が喜ぶ姿を見て安心した。「お前らいけるぞ」。従来の新喜劇とは違う「新・新喜劇」確立へ奮闘する2人を、そばで見てきた寛平は「一生懸命やったから夢をかなえられたと思う」と、NGKでの公演を自分のことのように喜んだ。

ようやくNGKに立てる。佐藤は「特別な場所だし、目指してた場所」と感慨にひたり「お客さんも全員参加してもらえるような公演にしたい」。

小西も「届けるところまでネタ作りと同じ熱量でやってる。NGK公演も満席にします!」と力強く話した。