俳優草なぎ剛(48)主演のフジテレビ系カンテレ制作の連続ドラマ「罠の戦争」(月曜午後10時)の第4話が6日、放送された。

愛する家族を傷つけられた議員秘書、鷲津亨(わしづ・とおる)が主人公。第4話で鷲津は、鷹野(小澤征悦)から「権力をふりかざすやつと闘いたいなら、お前も力を持て」と言われ、次の総選挙で犬飼(本田博太郎)の地盤を継いで出馬するよう打診された。犬飼が出馬しないことで、「犬飼ロス」や、犬飼大臣が鷲津を呼ぶ際の「わしづぅ」をSNS上で引用する人があふれた。

ツイッターでは「犬飼大臣のわしづぅ~がないのがさみしいですね」「犬飼大臣はもう出ないのかな? また後からしぶとく出る? わしづぅロス」「鷲津が犬飼大臣に復讐を遂げて大臣が失脚したら今から『わしづぅ』『わしづっ』ロスになる予感」「犬飼大臣は倒れても嫌なヤツだったけど もうロスかも しぶといから帰って来たりして」などと書き込まれていた。

草なぎにとっては6年ぶりの連続ドラマ主演作で、ジャニーズ事務所退所後、初の民放連続ドラマ主演となる。「銭の戦争」「嘘の戦争」に続く戦争シリーズ第3弾は、弱者による強き権力者への報復劇。知略を尽くして鮮やかな“罠”を仕掛け、あしき政治家を失脚させる痛快なリベンジエンターテインメントだ。命を懸けて20年間尽くしてきた政治家に裏切られた男が、権力を振りかざす不条理な政治家たちに壮絶な報復を行う。