NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~金曜午前8時)の第88話が7日に放送された。情報番組「あさイチ」MC陣も朝ドラ受けした。

※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、雨の中、公園で倒れている男を目にした久留美(山下美月)の父・佳晴(松尾諭)は、それが悠人(横山裕)であることに気づく。佳晴は悠人を自宅へ連れ帰り、ぬれた体を乾かそうとする。そこへ久留美がたまたま帰宅する。久留美が悠人の様子を診ると低体温症になっていることに気づく。久留美は佳晴に「服を貸して」と言い、まずは悠人を温めようと看護師らしく冷静に対処する。

悠人は迎えに来ためぐみ(永作博美)と舞(福原遥)とともに自宅に戻る。そして父・浩太の日記を読み、「おやじ、ごめんな」と涙を流す。

鈴木奈穂子アナウンサーは「悠人兄ちゃんのあんな姿は初めて見た」と朝ドラ受け。博多大吉は「お兄ちゃんを助けたのが松尾(諭)さん」と言い、「隣の楽屋から聞こえてきた。結構なボリュームで。『拾われた男が拾ったばい』って」と明かした。華丸は「それはいいでしょ、お茶の間の感じで見ているんですから、私は」と語っていた。

同ドラマは時代は90年代から現在、「物づくりの町」として知られる大阪府東大阪市と自然豊かな長崎・五島列島が舞台。東大阪で町工場を営む両親のもとに生まれたヒロインの岩倉舞は、祖母が住む五島列島で「ばらもん凧(だこ)」に魅入られる。やがて入学する航空学校で“パイロットの卵”である仲間と励まし合いながらフライト訓練に挑み、飛行機で空を飛ぶ夢に向かっていく物語。福原は朝ドラ通算4度目のオーディションで2545人の応募を勝ち抜いて主役をつかんだ。長崎出身の歌手さだまさしが語りを務める。