芸能界指折りのサッカー好きで知られる極楽とんぼ加藤浩次（53）が日本テレビ系「スッキリ」（月～金曜午前8時）の7日放送で、3試合連続ゴールを決め評価が急上昇しているブライトンの日本代表MF三笘薫（25）の活躍に歓喜した。

加藤は三笘の市場価値について「こんなもんじゃないですよ、なめてもらっちゃ困りますよ」と加藤節で期待を寄せた。

番組では三笘の市場価値が、ワールドカップ（W杯）カタール大会やプレミアリーグでの活躍で、川崎フロンターレ時代からW杯後までに3年で170倍となる850万ユーロ（約11億9000万円）まで上がったグラフを用意。サッカー番組MCを長年務めた経験もある加藤は、いきなりこのグラフにツッコミを入れ「これね～、今の市場価値のやつ、安すぎますよ」と興奮気味に熱弁をスタートした。

加藤は「ブライトン、今6位ですけど、ブライトンが6位っていうのがスゴイことなのよ」。欧州チャンピオンズリーグや欧州リーグを狙える圏内にいることを紹介し、「とんでもないこと。三笘の活躍が絶対、あってのこと」と訴えた。

さらに、リーグ首位のアーセナルが50億円を超える移籍金で獲得に動いているという英国内の報道も把握しており、「価値的には50億円ぐらいになっていて」と紹介。「アーセナルが（獲得に）いくかは分からないけど、その辺は代理人と三笘選手が、どういうチームが一番合って（いるか）。ビッグクラブに行けばいい、というものでもないですから。自分が出て自分を使ってくれる監督のところにいって、さらに自分の価値を高める、というやり方をやらないと。日本ってビッグクラブ行ってすご～い、ってなるけど、そこで出られなかったら何の意味もない」と熱弁。「まだ25歳ですから、段階を経て、ちゃんとステップアップしていくというのを、当然代理人の方と一緒に考えてますから」と、期待を膨らませた。

加藤は「ブライトンに残るかどうか分からないですけど、ステップアップするというのは、次の移籍市場では間違いない」と興奮がおさえられない様子で三笘の市場価値を評価。岩田絵里奈アナウンサーがグラフを指しながら「こんなもんじゃないってことですね」と聞くと、加藤は「こんなもんじゃないですよ、なめてもらっちゃ困りますよ」と声を上ずらせた。

加藤はその後も「試合結果（一覧表）出して」とスタッフに要求するこだわりも。三笘の3戦連続ゴールが全て先発フル出場だったことを指摘し、「何がすごいってフルフルフルなんですよ。今、だいたい途中交代なのよ、交代できる人数も増えているから。ワールドカップ（W杯）の時はジョーカー。ここがさらにステップアップしている」と分析。「ドリブラーって日本にいっぱいいましたけど、プレミアで切り裂ける、プレミアで相手のディフェンダーを切り裂ける日本人がここまで出てきたか、というのは本当うれしいんだけどね～」と心底、活躍を喜んだ。