モデルで女優の朝比奈彩(29)が7日、都内で行われた初主演映画「レッドシューズ」(雑賀俊朗監督、2月24日全国公開)の完成披露試写会に出席した。映画初主演でシングルマザーを演じた心境を明かした。

劇中では夫を病気で失い5歳の娘の養育権を得るためにボクシングの世界王者を目指すシングルマザー、真名美を演じた。母親役に初挑戦し「子どもを産んだ経験も、育てた経験もないので、本当に難しくて。芸能の仕事をする前に、助産師の助手を2年くらいやっていた経験があるので、その時感じたことを今回の作品に落とし込みながら、真名美の像を擦り合わせていきました」と振り返った。

この日は同じ所属事務所の池畑慎之介がゲストとして登場した。所属した時期は朝比奈のほうが早く、池畑が「こちら(朝比奈)のほうが先輩です。私は流れ鳥ですので」と紹介すると、朝比奈は「違うんです!」と恐縮した。

さらに池畑は「見てください、(朝比奈の)この顔の小ささ。私たちは昭和の頭で申し訳ございません。(朝比奈は)令和の顔ですからね」と朝比奈の小顔を強調。「若さならではの目の輝き。女性のボクサーってあまり見ないですけど、自然に見られました。働く強さ。必死さ。すごくよかった」と絶賛。兵庫出身の朝比奈について「関西の女は目力が強いですから。大地真央とか」と続けた。

さらに池畑は「一緒にご飯も食べことないんですけど、この作品を見て、仲良くなりたいなと思いました」と笑顔。朝比奈も「ありがとうございます」と喜んでいた。