スーパー戦隊シリーズ最新作、テレビ朝日系「王様戦隊キングオージャー」(3月5日スタート、日曜午前9時30分)制作発表が14日までに、都内で行われた。

守護神が宿る最強国「シュゴッダム」の”自称”王様・クワガタオージャー(レッド)の酒井大成(24)は「小さい頃に与えてくれた夢や希望を皆さんに与えられるように精いっぱい頑張ります」と意気込んだ。

スーパー戦隊史上初の王様戦隊、史上初の昆虫をモチーフにした今作品は、かつてない壮大なスケールでヒーローたちの戦いが描かれる。テクノロジーの国「ンコソパ」の国王・トンボオージャー(ブルー)の渡辺碧斗(25)は「自分の他にも側近とか国民の中に生きの良いキャラクターがいて、そことのコンビネーションにも注目してもらいたいです」と見どころを語った。5人のヒーローがそれぞれの国の王様ということもあり、これまでのスーパー戦隊シリーズとはひと味違う物語が見られる。

ヒーロー5人の中で最年長となる佳久創(32)は、農業の国「トウフ」の殿様・ハチオージャー(ブラック)を演じる。「和をモチーフにした大殿様で、いつも民を思っていて、それが故にヒーローとしてどうなのという行動はあるけど、回を重ねるごとに愛されるキャラクターだと思う」とベテランらしく分析。芸術と医療の国「イシャバーナ」の女王・カマキリオージャー(イエロー)の村上愛花(22)は「自由奔放の私の周りでわちゃわちゃ人が動くのも見てほしいし、本当に世界が華やかなので目でも潤ってもらいたいです」と映像美もアピールした。

氷雪の国「ゴッカン」の国王・パピヨンオージャー(パープル)の平川結月(21)は「普段見せている顔とは別の二面性がある。普段は不動の国王だけど、1人になった時に出る顔もある。どっちも素顔だけど、そこのギャップを楽しんでもらいたい」とミステリアスな役どころとなっているようだ。

スーパー戦隊シリーズ第47作目となる「王様戦隊キングオージャー」。酒井大成がキャスト陣を代表して「僕らは恵まれている環境でやらせていただいている。これからキングオージャーをもっといろんな方に知っていただけるように頑張ります。僕ももっと頑張ります。1年間応援よろしくお願いします」と力強く意気込んだ。