水谷豊が主演するテレビ朝日系ドラマ「相棒season21」(水曜午後9時)の第18話が22日に放送され、平均世帯視聴率が12・8%(関東地区)だったことが24日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は7・5%だった。

前回は世帯が13・2%、個人が7・5%だった。

名推理で事件の謎を解き明かす警視庁特命係の杉下右京係長(水谷豊)。切れモノ過ぎるゆえに上層部からにらまれ、閑職に追いやられた右京が、さまざまな事件解決に挑む人気シリーズ。寺脇康文演じる初代相棒の亀山薫が、約14年ぶりに“5代目相棒”として活躍する。

◆第18話のあらすじ

裏カジノ運営疑惑のあるイベント会社社長が刺殺される事件が発生する。内輪もめか対立組織の仕業と思われたが、初動の聞き込みでは、「亡霊に呪い殺された」という不可解な証言も。“亡霊”に興味を持った右京が、薫と共に動きだすと、被害者は死の直前、「呪いのビデオを見た」と言っていたことが分かる。

さらに現場を調べると、小桜千明(一ノ瀬ワタル)という俳優の自主制作映画のパッケージが、不自然に床に落ちていた。その時、右京は物陰から現場をのぞき見る不審な男に気付く。

その男こそ小桜だった。周辺を洗うことにした右京と薫は、小桜に目をかけている所属事務所の先輩藤枝(山口祥行)からも話を聞くが、めぼしい情報は得られない。ただ、その後の聞き込みで、小桜が高校時代、演劇部に所属していたことが分かり、当時仲の良かった4人組の同級生が、事件に何らかのかかわりを持っている可能性が浮上する。

さらに、その中の一人、松尾朋香(田中道子)という女性は、小桜から逃げるように行動しているらしく…。