前年度「花束みたいな恋をした」で最優秀主演女優賞を受賞した、有村架純(30)が初めて司会を務めた。青のシースルーのワンピースに黒のタイを着け「緊張しています。受賞された方々を始め、映画製作に携わる方への尊敬の念を持って、司会を務めさせていただきます」と、あいさつした。

“妹”の成長に目を細める一幕もあった。有村自身「月の満ち欠け」(廣木隆一監督)で優秀助演女優賞を受賞したが、所属事務所フラームの後輩・松本穂香(26)も「“それ”がいる森」(中田秀夫監督)で同賞を初受賞した。まず松本が「有村さんが、同じ事務所に所属させていただいていまして、デビューした時から、すごく優しくお世話になっている。こんな晴れやかな場所に、架純さんと立たせていただくというのが、信じられないし、とっても幸せです」と感慨深げに語った。

有村も「ずっとデビュー当時から見守ってきましたし。もちろん、スケジュールとか大変なことも、あると思うんですけど、どんどん美しくなっていく、輝かしい姿になっていくのを見てきたので、これからも見守っていきたい」と優しいまなざしを向けた。

松本は「ありがとうございます」と感謝した。

【日本アカデミー賞ライブ速報】司会は22年最優秀主演女優賞の有村架純と羽鳥慎一