俳優竜星涼(29)が主演するフジテレビ系連続ドラマ「スタンドUPスタート」(水曜午後10時)の第9話が15日に放送される。

同局系連ドラ初主演の竜星は、投資会社「サンシャインファンド」の社長・三星大陽を演じる。自称“人間投資家”として、仕事での失敗や挫折をしてしまった人、将来の夢を諦めてしまった人、過去の栄光にすがる中年や前科者、就業経験のない主婦など、さまざまな事情を抱えた“訳アリ人材”へ投資する主人公を描くビジネスストーリー。

原作は「ドロ刑」の福田秀が描く「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で現在も連載中の同名大人気コミック。竜星をはじめ小泉孝太郎、THE RAMPAGE吉野北人、小手伸也、乃木坂46山下美月、水沢林太郎、雨宮天、塚地武雅、安達祐実、戸次重幸、鈴木浩介、高橋克実、反町隆史らが出演する。

第9話で大陽は、あるイベント会場に小野田虎魂(吉野北人)、音野奈緒(安達祐実)、そして「株式会社ワカラン」の3人、武藤浩(塚地武雅)、山口浩二(高橋克実)、加賀谷剛(鈴木浩介)を呼び出す。実は、ワカラン社が使っている電気メーターの稼働から在宅状況を把握する「宅・システム」を虎魂のチームが改良し、どの家電をどのくらい使ったかまで把握できる「宅・システム・メーター」を完成させたのだという。

このシステムを使えば要介護一歩手前のフレイルという状態の進行を発見できるのではないかと考えた大陽は、音野が管理しているシニア向けマンションに設置して実証実験を行っていたのだ。今後、大きなビジネスチャンスを生み出す可能性も考え、ここで行われるベンチャーサミットで「宅・システム・メーター」のプレゼンをしようと準備していると、大陽の叔父で「三ツ星重工」副社長の義知(反町隆史)がやってくる。大陽は、義知から誘われてVIP席に座り、プレゼンを見ることになった。

イベント終了後、大陽は、東京英明大の学生・三上珠緒(田鍋梨々花)と准教授の河野幸(星野真里)から声をかけられる。三上たちは、動物の健康な状態と異常が生じた際の声を比較することで異常箇所を感知する研究を行っており、投資家を探していた。すると、河野たちの研究に興味を持ったという「三ツ星エネルギー」の八神圭吾(柳俊太郎)という男がやってきた。