NHK大河ドラマ「どうする家康」11話「信玄との密約」が19日、放送された。武田信玄の悪口を言っているところに本人登場というコントのような出会いのシーンが描かれ、SNS上が「漫画すぎる」「ディスってた信玄さんご本人」「それ信玄だよ、家康くん」「家康、後ろ後ろー!」などツッコミに沸いた。

織田信長(岡田准一)の仲介で会うことになった徳川家康(松本潤)と武田信玄(阿部寛)だが、信玄は家臣に任せて行かないことに。「信玄は来ない」という情報にホッとした家康が、家臣の本多忠勝(山田裕貴)、榊原康政(杉野遥亮)とともに森の中で「肝の小さいやつ」「甲斐の虎などと言っておるが、正体はネコかもしれん」と鳴きまねをしていると、お茶とだんごを持った信玄が輪に加わる展開となった。

誰だか分からず一緒に茶を飲む家康だが、「ネコは嫌いではない」と笑う男のただならぬ存在感に信玄だと気付いて固まってしまう。「今川領をともに切り取ろう」と団子を口元に突き付けられ、恐る恐るひと口食べる家康と、残りを豪快にひと飲みする信玄を通し、若い家康と、老かいな信玄との器の違い、風格の違いが描かれた。

SNSでは「こんな怖い『あーん』初めて見た」「信玄の圧迫面接怖すぎ」「圧が信長以上」「いまだかつてない阿部信玄」「ローマ人っぽい信玄」など大いに沸いた。

続く出陣シーンで武具姿の信玄が登場すると雰囲気が一変。赤備えの武田軍勢に「武田軍かっけえええーーー」「こんなコッテコテの武具の信玄久しぶり」「武田軍の圧倒的強さ」などの声が寄せられた。