元参院議員でジャーナリストの有田芳生氏(71)が24日、ツイッターを更新。タレント国生さゆり(56)のツイートについて弁護士から訴訟を検討するよう勧められたことを明かし、「熟考します」とした。

昨年の参院選中に銃撃された安倍晋三元首相の死去に伴う衆院山口4区補選に立候補した有田氏。「安倍政治」の検証を掲げ、銃撃事件で表面化した世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と安倍氏や自民党との関係、アベノミクスの検証などを訴えたが、「保守王国」での議席獲得はならなかった。

選挙期間中、旧統一教会の「聖地」とされている山口県下関市の変革を訴えた有田氏の発言をめぐりSNS上で論争が起きた。有田氏が同市を旧統一教会の聖地に認定したかのように誤解したネットユーザーからは批判の声があがった。

国生も22日にツイッターで「根拠なくヨシフさん『聖地』とか言っちゃった訳だし、軽蔑するよ。考えなしにそういうこと口するする人、どこにでもいるよね。かけがえの無いものを独りよがりでけなす人。ノリで言っちゃうダメ人。選挙中なんのに軽率過ぎる。そんな事も考えられないほど、お花畑なのかな」と、有田氏を厳しく批判していた。

有田氏は国生のツイートに関し、「統一教会裁判の弁護士から、僕が相談していないのに、名誉毀損にあたり、認定されるはずだから、訴訟を検討したらとメールが来ました。熟考します」とした。