ダウンタウンの松本人志(59)が“結成16年以上”の漫才師たちが渾身(こんしん)のネタでしのぎを削る、フジテレビ系の新たなお笑い賞レース「THE SECOND~漫才トーナメント~」(20日午後7時、生放送)のアンバサダーに就任することが3日、分かった。

司会を務める東野幸治(55)は松本のアンバサダー就任に際し、「今、テレビ各局でいろんなお笑い賞レースをやってますけれども、やっぱり、番組の“顔”的な存在は大事だと思うんです。そういう意味では、松本さんが『THE SECOND』の顔になってくれたっていうのは、すごくありがたいですよね」とコメントを発表した。

さらに「『THE SECOND』は今年が1回目だから、みんな、どんな大会になるのかよく分かってないところもあるでしょ。そんな中で、松本人志さんという、ひとつの大きな軸があると、視聴者の方々にとっても、見やすい番組になるのかなと思います」と語った。

さらに以前、松本は同局系「ワイドナショー」(日曜午前10時)で「THE SECOND」開催のニュースを紹介した際(2022年12月25日放送)、「ネタ時間が6分あるのがいいよね」と語っていた。

東野は「そこに関しては、僕は漫才師じゃないので、4分と6分の違いとか、6分は長くてありがたいなとか、いまいちピンと来ないんですよ。だから、生放送の当日に“ああ、ネタ時間6分って、こういう感じなんや”みたいな、新しい発見があるのかもしれませんし…結局、最後まで全くわからないのかもしれませんし(笑い)。でもね、確かに“残り2分の壁”みたいな話はよく聞くんです。だから、ほんとに4分過ぎたあたりから急速に盛り下がっていくのか(笑い)、逆に、残り2分で加速して面白くなっていくのか。出場されるみなさんの素晴らしい漫才に期待したいなと思いますね」と続けた。

本大会ではこれまで、今年2月の「選考会」を皮切りに、3月に「ノックアウトステージ32→16」、そして4月に「ノックアウトステージ16→8」を開催。現在勝ち残っているのは、スピードワゴン、三四郎、超新塾、ギャロップ、テンダラー、マシンガンズ、囲碁将棋、金属バットの8組。彼らはこの後、20日土曜午後7時から4時間超にわたって全国ネット生放送でお送りする「グランプリファイナル」に出場。優勝賞金1000万円と“「THE SECOND」初代王者”の称号をめぐって激突する。