上沼恵美子(68)が、21日に放送された読売テレビのバラエティー「上沼・高田のクギズケ!」(日曜午前11時40分)に出演。歌舞伎俳優市川猿之助(47)についてコメントした。

上沼は「(芸名が)亀治郎さんの時に番組に来てくださったんですよ。その時に『亀治郎です!』と私の部屋に来られて、部屋の真ん中まで入って来られて『今日はよろしく!』って握手していただいて、うわー、すごい方だな~って思って」と、共演した時の思い出を語った。

さらに「芸達者でまっすぐで『芸の虫』。そしてどっちかと言うと、私の印象ですよ」と前置きした上で、「ひと筋で真面目で素晴らしい方で、これからこの人が(歌舞伎界を)担っていくんやな。引っ張って行くんやな…って方やから、むちゃくちゃショックです」と続けた。

そして今後については「助かって良かったと私は思います。でも舞台復帰ね、ご両親亡くなってるでしょ? 難しいかと思うけど…。関係ないのに、偉そうなこと言ってすみません」と話しつつ、「これは神さんに生かされたと思ってるんですよ。歌舞伎界のために引っ張って行かないかん。どんなことがあっても、踏ん張っていただかないと困ります! 皆さんも、そんな思いだと思います」と熱く語った。

さらに画面に向かって「猿之助さん、あなたの代わりはいないわけですから、これはもう、責務だと思います。お願いします」と、真剣な表情で呼びかけていた。