歌手石川さゆり(65)が30日、初の配信限定シングル「愛されるために君は生まれた with KREVA,SEIJI KAMEDA」の取材会を都内で行い、共同制作したKREVA(46)亀田誠治氏(58)と曲への思いを語った。

コロナ禍や武力紛争、貧困など、困難な環境下で暮らす世界の子どもたちに心を痛めた石川がチャリティーとして企画し、交流の深いKREVA、亀田氏に昨年「ムチャぶり」して楽曲制作したという。

石川は「いちばん力のない子どもたちにシワ寄せがくる。テレビを見てもなんて悲しいニュースなんだろうと思う」とし、「子どもたちが幸せに、元気に大人になっていけたらいいなと思う。私たちの歌で皆さんんがつながっていけたら」。また「偽善と言われるかもしれないが、いいんです。やらずにはいられなかった」と話した。

KREVAは「子どもたちに幸せになってもらいたいという100%ピュアな思いをぶつけてくれた」と石川のアクションに賛同し「弱い生き物が守られてほしい」。亀田氏も「本当にムチャぶりで『形にしたい』と明確におっしゃった。ぜひ形にしたいと僕も思った」と語った。

配信された曲の中でKREVAはラップを披露しているが、石川は「ラップ部分を歌う座をねらっている」と、今後ラップを歌う気満々。「いけるんじゃないかな」というKREVAに「自分でもいけると思う」と応じていた。

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