お笑いコンビ、ニューヨークの嶋佐和也(37)と屋敷裕政(37)が2日、大阪市内で、単独ライブツアー「虫の息」の大阪公演合同発表会に出席した。

昨年は5500人を動員した単独ライブ。今年は昨年の東京、大阪、福岡に、愛知と北海道を加えて全国5都市で14公演を開催し、延べ1万人を動員するニューヨーク史上最大の単独ライブとなる。

動員数が2倍になることに、屋敷は「最初は200人から始まって、1万人に見てもらえるというのはうれしいですし、わくわくしてるしプレッシャーも感じている」。嶋佐は「なんとか1万人来ていただきたい」と呼びかけた。

今年のタイトルは「虫の息」。昨年の「Last Message」に続き、意味深だ。屋敷は、昨年「これで最後なんってなるかなと思ったら誰もなってない。今回もうちょい意味ありげにしたいっていうのはありました。かまってほしいです」とし、さらに「来年は『解散』かもしれない」と周囲を笑わせた。嶋佐は、ライブの漫才やコントの中で「虫の息」に関する「何かがあるかも」と示唆した。

単独ライブに向け「毎回新しいものを作りたいと思っている。お客さんが驚くようなことを考えている」と意気込んだ屋敷。7月12日の愛知を皮切りに、大阪公演は8月5日と6日に梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて開催される。