フジテレビ系生放送深夜バラエティー「オールナイトフジコ」(金曜深夜0時55分)が24日深夜放送され、レギュラーの女子大生「フジコーズ」がファッション誌掲載をめぐって「歌謡祭」でバトルを繰り広げた。

この日は歌のうまさだけでなく「エモさ」や表現力を競う企画「エモうた歌謡祭」を開催。優勝者にはファッション誌「sweet」の掲載が約束されると知らされ、「フジコーズ」たちも色めき立った。生放送前に行われていた予選を経て選ばれた上位3人、友恵温香(関西医科大4年)エブラヒミ椎菜(立教大4年)雨宮凜々子(東京女子大2年)による決勝が行われた。

友恵はいきものがかりの「ありがとう」、エブラヒミはBEGINの「島人ぬ宝」、雨宮は絢香の「みんな空の下」を歌った。さらに、審査員の「sweet」編集長と元編集長からのリクエストで、表紙に載った想定での即興ポーズを披露。審査の結果、エブラヒミが優勝した。名前を呼ばれると、両手で口を押さえて驚き、その場にしゃがみ込んだ。拍手で祝福されると、隣にいた雨宮から抱き締められて涙した。

エブラヒミは「ずっと雑誌に載るモデルさんになりたいという思いを抱いて頑張ってきたというか…。この番組でもどういう立ち回りをしたらいいのかとか、いろんなことがあって」と声を震わせた。「でも、雑誌に載りたいって思いだけは、芯をブラさずに思い続けてきたので。こういうに機会をいただけて本当にうれしいです。2、3日前に誕生日だったんですよ。誕生日プレゼントをいただけた気分です」と喜び、再び大きな拍手を浴びた。

勝因を聞かれた編集長は「ポーズの時に、椅子を持って来たところとか…。『sweet』への愛ですね」と説明した。