2日に19歳の若さで急死した米俳優ロバート・デ・ニーロ(79)の孫で俳優のレアンドロ・デ・ニーロ・ロドリゲスさんの死因が、薬物の過剰摂取であることが分かった。正式な検視結果は発表されていないが、母の女優ドレナ・デ・ニーロが、自身のSNSで息子の死因が薬物によるものだったと認めた。

レアンドロさんは、米ニューヨーク市内の自宅で意識のない状態で倒れているのが発見され、その場で死亡が確認された。遺体の近くには鎮痛剤フェンタニルがあったと伝えられており、薬物の過剰摂取の可能性が出ていた。フェンタニルは、ヘロインやモルヒネよりもかなり強力だとされる合成オピオイド(麻薬性鎮痛薬)として知られる。2016年に亡くなった歌手プリンスさんも、フェンタニルの過剰摂取が死因だと断定されている。

ドレナは「誰かが息子にフェンタニルの成分の入った錠剤を売った。それが混ざっていると知りながらも、売った。だから、今もこれ(フェンタニル入り錠剤)を売ったり、買ったりするすべての人たちのために、私の息子は永遠に去ってしまった」と、インスタグラムのコメント欄につづった。

祖父デ・ニーロも、「最愛の孫レオの逝去に大変心を痛めている。皆様からのお悔やみに大変感謝している。レオの死を悼むためにプライバシーを与えていただけるよう、お願いします」と声明を発表している。

3日に葬儀が執り行われ、両親と共にデ・ニーロも参列する姿が目撃されていた。葬儀の後、ドレナはインスタグラムで「これが現実であるとは信じられない。あなたがこのような死を迎えることに値しない。神が彼らの軍隊で強力な天使を必要としていたとしか思えない」と改めて悲しみをつづっている。

デ・ニーロの最初の妻の連れ子で養子となったドレナとレアンドロさんは、アカデミー賞作品賞にノミネートされた2018年公開の映画「アリー/スター誕生」で親子共演を果たしており、レアンドロさんは将来を期待される若手俳優だった。(ロサンゼルス=千歳香奈子)