ホラン千秋(34)をインタビューした。17年4月からキャスターを務めるTBS系「Nスタ」(月~金、午後3時49分)で安定したコメントをする一方、テレビ朝日系「出川一茂ホラン☆フシギの会」(金曜深夜0時20分)では、出川哲朗、長嶋一茂にとことんかみつく。自分の意見を曲げずに、突き通す。素を出すのが怖くないのか聞いてみた。

すると「多分ね、みんなそんな私に興味ないんです」と笑った。だが「例えば何かちょっと突っ込んで言ったとしても、自分の中では言いたいこと言いつつも、人を傷つけないようにとか常識の範囲内でとか、いろんな計算をもちろんしているんです。意見と『なぜそう思うのか』っていうところのロジックがしっかりしてれば『なるほど、この人はこういうプロセスを経てこういう意見なのね』っていう」。

あとは、主語を「みんな」ではなく「個人」に限定しているという。「自分の中で『これこれこうで、こう思うからこうなんです』っていうちゃんと筋道立てて、なぜ私はその結論に至ったのかっていうことを入れられるようであれば入れるようにしています」と明かした。

だが、番組の雰囲気に乗り、行きすぎた発言をしてしまう時もあるという。「言ってしまったことに責任を持つ。生放送であっても、収録であっても同じで。自分の言うことに全部責任が伴うと思いながら仕事をしていると、たまにミスや失敗することもあるんですけど、だんだんそういう考え方をする筋肉がついてくる。何とか今のところ、そこまで大きな炎上につながらず…ゼロではないですけどね(笑い)」。

「-フシギの会」では、出川や長嶋に対し「てめえ」などの言葉を用いて反論を展開するときもある。爆笑をしたあとに、「『やばい』と思って(笑い)。何て言うんですかね、あれはラッキーなことに、一茂さんも出川さんも、ある意味ぶっ飛んでいるっていう中だから、『劇薬の中に劇薬を混ぜてもそんなに目立たない』じゃないですけど(笑い)。あれは本当に絶妙なキャスティングなんです」と説明してくれた。

それらの発言を面白くしてくれると、番組スタッフに感謝を述べた上で「芸能界の先輩方なので、先輩に負けないようについていかなきゃなっていう気持ちと、盛り上げたいなという気持ちが1歩踏み外しすぎちゃったりすると、さっきみたいな表現が出てきちゃうんですけど…(笑い)。それは番組全体でなんとか…なぜか炎上せずに、ある意味うまーくなぜか成り立ってしまってるっていう、私もちょっと不思議でしょうがないんですけど」と笑った。

この炎上するかしないかのスレスレの火加減を調整できるのが、ホランの強みの1つだと感じた。【佐藤勝亮】