元宮崎県知事でタレントの東国原英夫(65)がTBS系「ゴゴスマ」(月~金曜午後1時55分)に生出演。大麻をめぐる法的問題について私見を述べた。

同番組ではこの日、大麻取締法違反(所持)の罪で起訴された俳優永山絢斗被告(34)の初公判について報じた。その中で同番組コメンテーターの東国原は「薬物事件があるたびに思うんですけど、日本は法治国家なので法律を守らなければいけない。薬物は禁止されているので、日本人である以上、守らなきゃいけない。これが大前提ですよね」と切り出した。

そして「でも世界を見ると、大麻に対してだんだん合法化しているわけですよ。アメリカで十数州、カナダもそうですし。かたや、大麻(関連の罪)だけで死刑(になることもある)という国もある。シンガポールとか。グローバル全体で見た時に、どこでバランスをとるのかな、というのを僕はいつも注視している」と続けた。

さらに「日本はこのまま薬物に対して厳罰化していくのか。あるいは緩めていくのか。そういう”分岐点”に立っているんじゃないかなと、僕は思っているんです。日本の国民の世論と司法はどういうふうな判断を今後していくのか、私は興味深くみています」とし、「私は大麻に対して反対ですよ。大麻使用に対しては絶対に反対の立場なんですけど、これからどうやって日本は進んでいくんだろうなと」と強調した。

MCのフリーアナウンサー石井亮次が「(大麻を)合法化している国は、地下に潜ってしまうから合法化して…っていう、そういう理屈なんですか」などと聞くと、東国原は「特にカナダなんかはそうです。地下に潜ってしまうより、合法化してそこから税収を得た方が、”見える化”した方が、管理しやすい…という考え方です」と解説した。

大麻をめぐってはさまざまな議論が続いている。そうした中、最近、日本では大麻関連の検挙者が若者を中心に急激に増えている。内閣府が運営する政府広報オンラインでは昨年9月「若者を中心に大麻による検挙者が急増!」というタイトルの広報文を発表し、強く警告していた。

そこでは「インターネットなどでは『大麻は他の薬物より安全、害がない』、『大麻は依存性がない、いつでもやめられる』、『海外では大麻が合法化されているから安全』という情報もあり、警戒心を薄れさせていますが、そうした情報は誤りです!大麻の有害性や依存性などに関する正しい情報を知り、自分の身を守りましょう」としている。