吉本新喜劇の浅香あき恵(66)が30日、大阪市の吉本興業で行われた間寛平GMの「第十九回 吉本新喜劇GM月例会見」に出席。「ルッキズム」への思いを語った。
芸歴47年の浅香は、9月8日になんばグランド花月で主演公演「あき恵ちゃん祭り-最後のルッキズム!」を開催する。目玉は「歌」だといい、「自分の年代では歌えないであろう、皆さんがご存じの、若者が歌う、はやり歌に挑戦したい」と意気込んだ。
若かりし頃はマドンナとして出演することが多かった浅香も、現在は「ぶっさいくやな~」「顔、汚いですね」などとイジられる役がほとんど。会見でも、寛平GMから「ほんまに鼻から油出てるの?」などとイジられていたが、公演のサブタイトルが「最後のルッキズム!」というのも思わせぶりだ。
ルッキズムを巡っては、人の容姿を理由に差別的な扱いをすることが社会問題化している。実際に容姿をネタにしないという考え方を持つ芸人もいる。
タイトルについて聞かれると、「発信します。で、どういう顛末になるか」とした上で、「自分自身がどうのこうのより、お客さんが受け入れてくれたことが私の喜び。最初は『ぶさいくやな』って言われることには、私も女子ですから、へこんだりすることもあった。でも、お客さんがバーンって(喜んでくれるように)なれば、私も快感。新喜劇ですから、本当にぶさいくっていうわけじゃなくて、“ビジネスぶさいく”なんです」と笑い飛ばした。
松浦真也からは「リアルぶさいくです」とツッコまれたが、20年から新喜劇座員として活動する千葉公平から「ツッコミはうまいし、お芝居もしっかりできる。営業妨害かもしれませんけど、あき恵さんがぶさいくイジりされているのを最初見たときに、『ぶさいくじゃないのにな』って思ったんです」とヨイショされると、浅香は「イベントまでわくわくできるわ」と乙女の顔で喜んでいた。
また、新喜劇は大分の別府ブルーバード劇場を元気づけるべく始まった短編映画制作プロジェクトに参加。第4作の「ナンバのハンパな借金取り~陽気なカッパと珍道中~」を制作した。第3作は俳優でもある斉藤工監督がメガホンをとった短編映画「縁石ふちいし」だったこともあり、吉田裕は「音楽映画を作られたということで、僕らはジャンルも違いますが思いは一緒。良い作品を作って盛り上げたい」と語った。



