米玩具メーカー、マテル社のファッションドール「バービー」を実写映画化した「バービー」の全世界興行収入が、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」(2011年)を抜いてワーナー・ブラザース配給作品として史上最高額を更新したことが分かった。米メディアによると、「バービー」は28日に13億4200万ドルを超え、13億4151万ドルでトップだった「ハリー・ポッター」を抜き去ったという。
先月21日に公開された米国では、最初の週末だけで1億5500万ドルの興行を収入を記録し、公開からわずか34日で「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」を抜いて今年最大のヒット作となった。グレタ・カーウィグ監督は、女性監督として史上最高額を記録した。
一方、全世界興行収入ランキングでは、首位「アバター」(09年)の29億2370万ドルを筆頭に「アベンジャーズ/エンドゲーム」(19年)や「タイタニック」(97年)など歴代トップ10の記録にはまだ遠く及ばない。
米国で「バービー」と同日公開されて「バーベンハイマー」現象を起こして話題となったクリストファー・ノーラン監督の最新作「オッペンハイマー」も、全世界興行が8億ドルに迫る勢いで、R指定映画としては異例のヒットとなっている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)



