お笑いコンビ、アンガールズの田中卓志(47)が31日、都内で、初のエッセイ集「ちょっと不運なほうが生活は楽しい」(新潮社)刊行記念イベントに出席した。

「小説新潮」で連載していたエッセイが書籍化。悲喜こもごもの日常や、「ベスト・エッセイ2022」にも選出された、母のお弁当の思い出をつづった「最高の食事」などが収録されている。

発売日を迎えた心境について、21年に亡くなった母、三枝子さんの存在に触れ「本が大好きだったから、渡せたらよかったなと思うんですけど、天国で喜んでくれてるんじゃないかと思いますね」と話した。エッセイを書くうえで一番大事にしていたことは「締め切りを落とさないこと」だと言い、「先に5個の(ネタの)ストックを作ってからスタートしたんですよ。じゃないと年末とかテレビの仕事で忙しくなったら、落としちゃうと思って。ギリギリでしたね」と話し、「締め切りは落としてません。若手作家がそんなことするわけにはいきませんからね」と胸を張った。

今年1月に結婚を発表した田中は、新婚生活について「家帰って、今日こういうことがあったんだよ、って話せるのが意外といいもんだなと思いますね。人と共有するっていうか。それだけでなんか、充実してるなって。滑ったときとかね、特にありがたいですね。ここで滑ったわって言って、『ああ、そうなんだ』って言ってもらえるだけでいい」と笑顔。結婚後、不運は減ったか聞かれると「結婚してすぐ不運はありましたよ。朝のワイドショーとかで、ありがたいことに僕の結婚のことを取り上げてくださったんです。再現V(再現ドラマ)みたいなものを作ってくださって。俺が『不細工ですけど結婚してください』ってプロポーズで言ったんですけど、(プロポーズの再現ドラマで)ナレーターの方の声が、なんか化け物みたいな声になってたんですよ」と苦笑した。