4人組ロックバンド女王蜂のアヴちゃんが9月27日からスタートする向井理(41)主演のフジテレビ系連続ドラマ「パリピ孔明」(水曜午後10時、初回15分拡大)に世界的シンガー、マリア・ディーゼル役でドラマ初出演することが1日、分かった。また、アヴちゃん自らが作詞にも携わり、マリアの代表曲である楽曲情報を初解禁する。

本作は、中国三国時代の名軍師・諸葛孔明(しょかつ・こうめい/向井理)が現代の渋谷に若かりし姿で転生し、歌手を目指す一人の少女・月見英子(つきみ・えいこ/上白石萌歌)のために、魔法のような作戦を考えては、彼女の前に立ちはだかる壁を軍師のごとく切り崩し、成功に導いていくサクセスストーリー。原作は、累計発行部数160万部突破の「ヤングマガジン」(講談社)にて現在も連載中の大人気同名コミック。

アヴちゃんが演じるのは、世界的に活躍するシンガー、マリア・ディーゼル。英子のアルバイト先であるライブハウス「BBラウンジ」のオーナー・小林(こばやし/森山未來)とは、古い付き合いで、世界的に有名なシンガーとなった今でも交流を続けている仲。普段は海外で活動しているが、偶然来日したステージで、人生に悩んでいた高校時代の英子をその歌声で魅了し、生きる活力を与えた。それ以来、英子にとってマリアは憧れの人物となる。

マリアを演じるアヴちゃんは、バンド・女王蜂のボーカルで、TVアニメ「チェンソーマン」のエンディング・テーマ「バイオレンス」や、TVアニメ「【推しの子】」のエンディング主題歌「メフィスト」など数多くのヒット曲を世に送り出している。現在は、舞台や声優、プロデュース業など多岐にわたり活動し、さまざまなステージで魅せるパフォーマンスは、唯一無二の存在感を放っている。

アヴちゃんの出演情報と合わせて、本作のスペシャル音楽映像も初解禁される。第1弾は、アヴちゃん演じるマリアの代表曲「I’m still alive today」の歌唱映像を公開する。本楽曲は、本作のために書き下ろされた新曲で、アヴちゃん自らが作詞。作曲は、安室奈美恵や三浦大知、Little Glee Monsterなど、一流アーティストに楽曲提供などをしてきた作曲家兼音楽プロデューサーの今井了介が担当。本映像では、アヴちゃんにしか表現できない音域の広さを生かしたエレガントでエモーショナルなR&Bテイストの美しいメロディーと、圧倒的歌唱力を堪能できる。

本映像撮影時、主演の向井も、“鳥肌が立った”という圧巻のステージシーンと、本編ともリンクする歌詞世界にも注目が集まる。(※マリア・ディーゼル『I’m still alive today』動画URL:https://youtu.be/1ItDk1SIT8o)

▼アヴちゃんのコメント

-オファーを受けて

「歌うだけでなく、演技もできる機会を頂けたことが、心からうれしかったです! 実写作品でのオファーでは、心だけでなく、身体の表情も残すことができる。撮影の日々をとーーーっても楽しみにしていました! そして、撮影までの間、マリアの持つ神秘性、そこに至るまでどれだけのものを乗り越えてきたのかな?と妄想し想像する日々を過ごしました。少女のようにかわいらしく、強い人を演じられたと思います」

-撮影を終えて

「凝縮された撮影期間の中でしたが、(森山)未來氏が演じる『コバ(小林)』だからこそ、しっかりと受け切ってくれたな、と思うような、そんなシーンがたくさんあります。私自身、過去を追体験するような、そんな瞬間があったように思っています。あとは、久々の再会で抱きつくシーンでは、距離感を見誤って、(プロレス技の)ラリアットを入れちゃいました。未來氏! ホントにごめん!(笑い)」

-新曲「I’m still alive today」について

「初めて聴いた時、荘厳なサウンドの中で、私がマリアとしてすべきことがたくさん見えてきて、その勢いのままに歌詞を書きました。話数が進んでゆくにつれ、プロデューサーの方から“実はこの歌詞がこの展開を暗示していて…”と言って頂けて、“早速、荘厳になっている!”とうれしく思いました。実際に歌ってみて、キャストの皆さんがとっても楽しんで聴いてくださったので、マリアとして“お忍びライブ”ができた! と感じています」

-新曲での注目ポイント

「高いとされる音域がたくさん登場してくるので、そこを楽しんで聴いて頂けると思います。マリアがシンガーとして伝えたい“明日を手に入れにゆきましょう”と、世の中へ投げかけている思いを感じて頂けるとうれしく思います!」

-視聴者へのメッセージ

「今回、たくさんの出会いと再会がありました。皆さんには、この作品を見る度に“音楽ってやっぱりアガるなー!”と思って頂けたらうれしいです!」