演歌歌手中村美律子(75)が16日、故郷・大阪でデビュー40周年記念コンサートを行った。
前半では“浪花の歌姫”の真骨頂ともいえる長編歌謡浪曲「瞼の母」(19分)「桂春団治」(15分)「無法松の恋」(22分)の3題を約1時間かけて続けて歌唱した。幕が上がると「待ってましたっ」のかけ声があちこちで飛び交う。「それを聞いてうるっときちゃった」と感激しながら、10代から「河内音頭」を歌ってきた歌唱力と、浪曲師春野百合子から学んだ表現力を存分に発揮して約2700人を魅了した。
後半では一転、オリジナル曲をズラリと並べた。新曲「人生万歳」ではファンと一緒に何度も“万歳ポーズ”を取り、歌唱後には「気持ち良かったわ。最高~」と笑顔。「今日はあまりにも心地よくて、もうこれが最後かな…なんて思う一方で、いやいやきっと私は80周年までいってるかも分からへんなと思ったりするんです。おおきに~」と生涯現役を誓った。【松本久】



