松本潤主演のNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜午後8時)の3日第34回の平均世帯視聴率が11・7%(関東地区、速報値)だったことが4日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は6・9%だった。

前回の世帯視聴率は10・1%、個人は6・0%だった。

第62作大河ドラマで、松本演じる徳川家康が、個性派ぞろいの家臣団と数々の困難を乗り越えていく姿を描く。脚本は「コンフィデンスマンJP」シリーズなどで知られる古沢良太氏が担当する。

◆第34回「豊臣の花嫁」

打倒・秀吉(ムロツヨシ)を誓ったはずの数正(松重豊)が豊臣方に出奔、徳川家中に衝撃が走る。敵に手の内を知られたも同然となり、家康(松本潤)は追い詰められるが、そこに未曽有の大地震が発生し、両軍戦どころではなくなる。何とか家康を上洛(じょうらく)させたい秀吉は、妹の旭(山田真歩)を家康に嫁がせ、さらに老いた母まで人質に差し出す。秀吉に屈服するか、全面対決するかの二択を迫られた家康は…。