Sexy Zone菊池風磨(28)主演のカンテレ制作フジテレビ系連続ドラマ「ウソ婚」(火曜午後11時)の第10話が12日に放送され、平均世帯視聴率が2・8%(関東地区、速報値)だったことが13日、ビデオリサーチの調べで分かった。第1話から2・9%、3・0%、3・2%、2・3%、2・7%、2・9%、3・4%、3・0%、2・6%だった。平均個人視聴率は1・5%で、第1話から1・5%、1・7%、1・7%、1・2%、1・4%、1・6%、1・9%、1・7%、1・4%だった。

同局系初主演の菊池はモテまくるドSの設計事務所社長の夏目匠を演じる。社長として自ら立ち上げた「夏目設計」を経営する一方で、1級建築士としてさまざまな有名建築物を手がけている敏腕な男だ。容姿端麗、クールな性格で自分の欲望に忠実、料理の腕もプロ級で、都内のタワーマンションに1人で住んでいる。ヒロイン千堂八重を演じる元欅坂46長濱ねる(24)との共演は初となる。

長濱は今回が連続ドラマのヒロイン初挑戦。八重は匠の幼なじみでカフェ店員として働き、都内で友人とルームシェアをしている平凡な派遣女子。ある日、働いているカフェを辞めることになり、ルームシェアしていた友人が突然結婚して家賃が払えなくなり、さらに付き合っていた彼氏とも別れるというどん底に陥る。

原作は時名きうい氏による同名少女漫画でシリーズ累計450万部突破。今作が放送されている火曜午後11時開始の30分枠は、カンテレが「火ドラ★イレブン」と名付け、今年4月から新設された。

▼第10話あらすじ

地元の同級生で、匠の元カノでもある紗智(中村ゆりか)を自宅に招き入れた八重は、紗智が別れたあとも匠をいちずに思い続け、匠のために今日まで努力を重ねてきたことを知り、仕事も恋も中途半端だった自分が匠の隣にいることに罪悪感を抱く。さらに、ウソ妻として匠と過ごした幸せな日々が紗智を悲しませ、傷つけていると思った八重は、自らの気持ちを封印し、紗智にあることを告げる。さらに、匠とは当初の約束どおり、半年の期間限定の関係に戻ることを決めた。

そんな八重の異変にいち早く気づいた匠は、家に“誰か”が来たことを察知し、八重が急によそよそしくなったことと何か関係があるとにらむ。しかし、来訪者の正体を明かそうとしない八重をそれ以上追及することはできず、楽しみにしていたクリスマスイブの約束まで断られた匠は、進藤(渡辺翔太)やレミ(トリンドル玲奈)が心配するほど、激しく落ち込む。

その矢先、健斗(黒羽麻璃央)と会った匠は、健斗がある思惑を抱いて日本に戻ってきたことを知る。さらに、健斗はお人よしで自己犠牲の塊のような八重が、自分の幸せそっちのけで誰かに一生をささげることをずっと危惧していたと話す。だからこそ、八重が自分の意志で匠を選び、2人が結婚してよかったと笑顔を見せるが、健斗のその言葉は、ウソ婚という形で八重を妻にした匠に重くのしかかる。