堺雅人が主演するTBS系ドラマ「VIVANT」(日曜午後9時)の最終話が17日に放送され、平均世帯視聴率が19・6%(関東地区、速報値)だったことが19日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は12・9%だった。最終話で番組最高の数字を記録した。瞬間最高は世帯20・8%、個人13・7%だった。

裏切り者が続出するスリリングなストーリー展開とともに視聴者の“考察”が盛り上がり、視聴率は回を追うごとに上昇。平均世帯視聴率は初回11・5%、第2話11・9%、第3話13・8%、第4話13・4%、第5話14・2%、第6話14・3%、第7話14・1%、第8話14・9%、第9話14・9%で推移した。

「半沢直樹」をはじめ数々の大ヒットドラマを手がけた福澤克雄氏の企画・監督作。堺のほか、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司ら日曜劇場史上最も豪華な主要キャストが集結した。

◆最終話のあらすじ

乃木憂助(堺)はテントのメンバーに「私は、別班の任務としてここに来ました」と告げ、別班を裏切っていなかったことが判明。撃たれた別班員たちは急所を外され、日本で生きていた。真実を知りノコル(二宮和也)は激高し、ベキ(役所広司)は乃木の言葉に刀を抜く。40年の時を超えた、親子の宿命の物語はどんな結末を迎えるのか-。