神木隆之介が主人公、牧野富太郎を演じるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月~金曜)の25日に放送された第126話の平均世帯視聴率が17・3%(関東地区)だったことが26日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は9・7%だった。平均世帯視聴率の最高記録は第115話の19・2%。

108作目の朝ドラで高知出身の植物学者、牧野富太郎の人生をモデルにしたオリジナルストーリー。体が弱くいじめられがちだった少年・万太郎は植物の魅力にとりつかれ、秘めた才能を発揮。野山を歩き回ることで丈夫な体を手に入れる。小学校中退という学歴にもめげず、独学で植物学をきわめ、東京帝国大学植物学教室の門をたたくことになる。ヒロインは万太郎を支える妻の寿恵子を浜辺美波が演じる。あいみょんが主題歌を担当しタイトルは「愛の花」。宮崎あおいが語りを務める。各週のサブタイトルには物語内で描かれる花の名前が付けられる。

あらすじは、寿恵子(浜辺美波)は渋谷の店を売ったお金で、東京郊外の大泉村に土地を購入。万太郎(神木隆之介)の夢と、万太郎の標本を守るために…。

そして昭和33年、槙野植物標本館を、藤平紀子(宮崎あおい)という1人の女性が訪ねてくる。標本館を守っていたのは千鶴(松坂慶子)だった。標本の片付けのアルバイトだと思って応募したが、分類の手伝いもすると知って紀子は二の足を踏む。しかし家族らの思いを知って引き受けることにする。