カンテレ(大阪市)は26日、同局で秋の改編会見を開いた。故ジャニー喜多川氏による性加害問題を受け、コンテンツデザイン局総合編成部の坂口隆晴部長は「再発防止策、被害者ケアで具体的な取り組みが実行されていくのか、判断していきたい」と説明した。

同局では「ちまたのジョーシキちゃん」などにジャニーズ事務所所属タレントが出演している。坂口部長は「当面はすぐに出演を取りやめることは考えていない」とし、今後の推移を見守っていくとし、「必要とあれば情報開示を求めていくことになる」と話した。

また9月21日付の週刊新潮で「カンテレがジャニーズ事務所に対してドラマ枠を4クール差し出した」などとジャニーズ事務所に対して「忖度(そんたく)」したとの記事について「(ジャニーズから)抗議があった事実はございません。抗議を受けて関西テレビが忖度して(ドラマ)枠を差し出したという記事も事実ではない。ジャニーズさんと合意して決めていった」と否定した。