タレント青木さやか(50)が26日、書き下ろしエッセー集「50歳。はじまりの音しか聞こえない」(世界文化ブックス)の出版記念イベントを開いた。

「私の一番、自分の正直に近いもの。すごく大事なものです。とってもうれしいです」と笑顔を見せた。

今年3月に50歳になった。「節目の時に女性としてどう思ってるかを書いています。5年前に肺がんになり、母が亡くなったりしました。その時に何をしたかというと、過去を反省しました。でも、謝ってもしょうがないので、反省文として書きました。あとは失恋の話。相手のことより、自分の見たくない心の中をじっくりと、初めて男問題に真剣に取り組んでみました」と話した。

新しい恋については「そりゃありますよ、生きている限りはね。でも、優先順位が下がってきました。お金とか、健康とかの方が先ですね」。新しい恋を探すために、マッチングアプリに挑戦してみた。「失恋の痛みを忘れるにはマッチングアプリだと思って、夜な夜なやっていました。不安になるとマッチングアプリを開いて、年収が高い人がいいなとか。結局は1人でしたね、やりとりしたのは。でも、会っていません」と振り返った。