87年7月17日に52歳で亡くなった石原裕次郎さん初の公式音楽ファンサイト「裕次郎倶楽部」が10月1日に開設されることが28日、分かった。デジタル上で裕次郎さんの楽曲のほとんどを聴き放題できるほか、会員同士の交流など、ファンクラブと同じようなサービスを楽しむことができる。裕次郎さんの公式ファンサイトは生前、没後を通して存在したことがなく、石原まき子夫人も喜びのメッセージを寄せた。

裕次郎さんは俳優、歌手として活躍し、亡くなって36年たった今も多くのファンに愛されている。

まき子夫人は「このたび、裕次郎さんを愛する方々がファンクラブを作ってくださることになりました。私にとっても想い出深い曲の数々を、裕次郎さんと青春をともに過ごした方々はもちろん、若い世代の方々にも知っていただくきっかけになればうれしく思います」とコメントを寄せた。

裕次郎さんは生涯で550曲をレコーディング。「裕次郎倶楽部」会員が聞くことができるのは、そのほとんどを網羅する514曲。うち333曲はデジタル初配信となる。今後、コンサート音源、デジタル化されていない楽曲が加わっていく可能性もあるという。

「裕次郎倶楽部」の誕生は、音楽配信での人気が後押しした。パッケージ(CD)優勢の歌謡曲ジャンルでは珍しく、裕次郎さんの楽曲は音楽配信がパッケージと同レベルで売り上げている。ファンの年齢層が幅広いことも示している。

そのほか娯楽映画研究家、オトナの歌謡曲プロデューサーの佐藤利明氏によるオリジナル動画、誕生日メール、デジタルカレンダーなどの特典がある。

テイチクレコードと石原音楽出版社公認のサイトで、会費は月額550円、年額5500円(いずれも税込、通信費別)。

 

○…甘い歌声と優しい歌い方が特徴の裕次郎さんは、歌手としても活躍。タイトル数はシングルレコード237、CDシングル62、シングルカセット125。LPも含め累計6960万枚を売り上げた。最も売り上げたのはデュエット曲「銀座の恋の物語」の335万枚。ほか「夜霧よ今夜も有難う」「嵐を呼ぶ男」「ブランデーグラス」「わが人生に悔いなし」など多くのヒット曲、名曲がある。生前最後にレコーディングしたシングル「北の旅人」は125万枚。