漫画家の倉田真由美(52)が11日、自身のX(旧ツイッター)を更新。夫で映画プロデューサーの叶井俊太郎氏(56)が膵臓(すいぞう)がんに罹患(りかん)していることを公表した。

「私の夫はすい臓がんを患っています」と切り出し「診断を受けたのは最近ではありません。昨年です。いつかお伝えすることになるだろうとは思いつつ、一年以上が経ちました。今も、逡巡はあります。だって、普通に暮らせているから。夫は寝つくことなく今も毎日会社に行っているから。公表することで何か変わってしまうのも怖かったし、対応に困る人も出てくるんじゃないかと心配だったから」とつづった。

さらに「しかしこの度、夫が膵臓がんをカミングアウトした対談本を出すのでこの機会に公表することになりました。夫は私と違って診断直後から周囲の人に『癌になっちゃったよー』と言いふらしていたので、夫の仕事関係の人で知らない人はいません」と打ち明けた。

そして「対談を引き受けてくださったのは、夫の口からお名前を何度も聞いたことがある本当に夫と関わりの深い方ばかり。暗い雰囲気になりそうな状況にもかかわらず、とても明るく温かい本になりました」とつづった。

2人は09年に結婚している。